元大関豪栄道の各場所ごとの通算成績を振り返る

初場所

通算成績 108勝107敗2休 勝率.502 (16場所)
幕内通算成績 97勝96敗2休 勝率.503 (13場所)
(1場所あたり7.5勝)
大関通算成績 42勝46敗2休 勝率.477 (6場所)
(1場所あたり7.2勝)

技能賞1回
金星1個(朝青龍)

[備考]
2005年初土俵
2020年初場所後に引退


春場所

通算成績 116勝60敗18休 勝率.659 (14場所)
幕内通算成績 95勝 52敗 18休 勝率.646 (11場所)
(1場所あたり9.7勝)
大関通算成績 42勝24敗 9休 勝率.636 (5場所)
(1場所あたり9.5勝)

殊勲章1回
敢闘賞1回
序ノ口優勝1回(全勝)

[備考]
2011年は八百長問題により中止


夏場所

通算成績 111勝91敗7休 勝率.550 (15場所)
幕内通算成績 95勝78敗7休 勝率.549 (12場所)
(1場所あたり8.2勝)
大関通算成績 38勝30敗7休 勝率.559 (5場所)
(1場所あたり8.4勝)

殊勲章2回
技能賞1回

[備考]
2011年は技量審査場所


名古屋場所

通算成績 103勝83敗23休 勝率.554 (15場所)
幕内通算成績 80勝77敗23休 勝率.510 (11場所)
(1場所あたり7.6勝)
大関通算成績 36勝32敗7休 勝率.529 (5場所)
(1場所あたり7.9勝)

殊勲章1回
三段目優勝1回(全勝)

[備考]
2010年は野球賭博への関与発覚により出場停止
2014年名古屋場所大関昇進


秋場所

通算成績 146勝63敗 勝率.699 (15場所)
幕内通算成績 123勝57敗 勝率.683 (12場所)
(1場所あたり10.25勝)
大関通算成績 63勝27敗 勝率.700 (6場所)
(1場所あたり10.5勝)

幕内最高優勝1回(全勝)
殊勲章1回
敢闘賞2回
幕下優勝1回(全勝)

[備考]
2016年は史上初のカド番からの全勝優勝
2017年は優勝同点
負け越しは2015年のみ
休場なし


九州場所

通算成績 112勝89敗16休 勝率.557 (15場所)
幕内通算成績 97勝82敗16休 勝率.542 (13場所)
(1場所あたり8.1勝)
大関通算成績 34勝25敗16休 勝率.576 (6場所)
(1場所あたり8.6勝)

技能賞1回
幕下優勝1回(全勝)

[備考]
2006年に四股名を澤井から豪栄道へと改名


このような結果となりました。
秋場所ではまるで別人のような素晴らしい成績を叩き出しています。これは偶然か必然か。
地元の春場所秋場所ほどではないにしろ比較的得意だったようです。
秋場所春場所で活躍していたということは、つまり半年に一度の周期で活躍していたということになりますね。

それに対して初場所はかなり苦手だったようです。
結果的に引退場所にもなりました。
名古屋場所も苦手だったようで、大関時代には3度も負け越しています。
その影響で秋場所では大関だった全6場所中3回がカド番でした。あの全勝優勝した時もカド番でしたね。
夏場所九州場所に関しては特に得意でもなく苦手でもなくといったところでしょうか。

しかし現役最後の九州場所は初日に結果的に引退の原因となった左足首の大怪我をしてしまいました。
翌場所カド番となりましたが、初場所は普通の状態でも大の苦手なのに、身体が満身創痍では良い結果が残せるはずがありませんね。これでは大関から陥落しても仕方がないか。
大関豪栄道の武隈親方、お疲れ様でした。
あの全勝優勝の感動は一生忘れません。